矢島-江戸の参勤交代の行程図 81頁~100頁



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141頁~宿場・街道の説明12頁目      宿場・街道の説明13頁目~35頁目      宿場・街道の説明36頁目~裏表紙

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数々の街道を歩き、すばらしい文章を残してきた眞人さんが、腰を痛めた関係で、しばらく街道歩き・町歩きを休むようです。
復帰されるまでの間、つなぎとして、このBBSに私の家に伝わる矢島-江戸間の参勤交代の行程図の1頁1頁の写真を撮って紹介していこうと思います。
200頁を超えるので長丁場となりますが、興味ある方は見てけれな。。

では、早速行くから。

この資料は、然るべきところに寄贈することになっているものだから。
長丁場すぎるようならば、少し飛ばしたりするから。。
2016年8月 サトウケンジさんの投稿



さて、道中は福島県内を過ぎ、小坂峠を通り宮城県内に進んでいきます。だいぶ来ましたねぇ。 七ケ宿街道というようです。


81頁め。

山の中で何もないようなのですが、「金堀穴」というのが。

道の先には、柵と門があります。門の下には、棒か刀か、何かを持った人が立ってますねぇ。 さらに高札も。



82頁め。

「上戸沢」 「下戸沢」



83頁め。

「新峠」 「飛付不動」 「材木岩」

(現代の地図や観光案内では「飛不動尊」と載っています。霊験あらたかな不動尊として崇敬を集め、奥州の諸大名は参勤交代の途中この不動堂に寄り、道中安全と藩内安全を熱心に祈願したとのこと。秋田の諸藩もきっと祈願したんだねぇ。
「材木岩」は、今でも立派な公園らしい。私は、先週、秋田に滞在していたのだが、この材木岩らしき公園風景がNHKテレビのニュースで映っていたような、、。偶然とは言え、、びっくり。秋田に行く前に、この一連の行程図の写真を撮っていて、気にしていたところだったものだから。)



84頁め。

「渡瀬」

「原丁新田」

(現在、このあたりは、七ケ宿ダムの建設により水没しているようです)



85頁め。

「この山 みな銀山」

「楢木新田」 「傾城森」



86頁め。

「関」

仙台蔵王権現ヶ嶽見ゆる

(蔵王の南で、奥羽山脈を横断するルートなんです)



87頁め。

「滑津」

「峠田」

(奥羽山脈横断ルートを進んで行きます)



88頁め。

「湯ノ原」

米澤道

(米澤道との分岐ですが、当道中は上山方向に向かいます)



89頁め。

「楢下峠」 「出羽奥羽の境なり」

「不動尊」

「金山茶屋」~~♪♪

(山形県に入ります)



90頁め。

「赤山新田」

「楢下」

(関所みたいになっていて、高札や捕り物具も見えます。)



91頁め。

「姥ヶ懐」

「皆沢」

(奥羽山脈を横断しました)



92頁め。

「上の山」



93頁め。

「四ツ屋新田」

「境界 南 上ノ山領  北 山形領」

「黒沢新田」 茶屋~~♪♪ 「蔵王権現」

「権現坂」 この坂三つ折り



94頁め。

「黒沢村」 「松原」

「片谷地村」 

「須川 舟渡」

「南館」

(山形県内を北上します)



95頁め。

「山形」

平城

「銅丁入口」



96頁め。

「狸川  歩渡り  馬嵜川とも云う」

「長町村」



97頁め。

「七浦村」
 
「漆山村」
 
天立川 歩渡り

「清地村」

(川に橋がないケースが多くなったような)



98頁め。

「門前村」 「芳賀村」

境界

「天童」



99頁め。

「老ノ森村」  「九ノ本村」

「乱川村」  「若木新田」



100頁め。

若木大明神 疱瘡の守出し

「四ツ谷新田」

「六田」 「宮嵜村」

(矢島藩に近づくにつれて、地図としての縮尺(行程図としての縮尺)が大きくなっていると思われます。)